「短期集中講座」シリーズ第5弾を出版!
私は2003年に『CD BOOK 外資系でやっていける英語が身につく』で明日香出版社から著者デビューしてから、早いもので8年目になります。
他社からも出版していますが、明日香出版社は「私のふるさと」です。
出版界にお導きくださった恩師は石井隆之先生です。そして、デビュー作からずっと小野田さんが編集担当で、時にはきびしく、時にはとてもやさしくバランスよく指導してくださっています。私はいつも「きびしさ」は「やさしさ」と思っています。私も向上してほしい人にはきびしいです。いつも本音で、自然体で生きることができればいいのになあと思っています。
「短期集中講座」シリーズも、3月新刊の『短期集中講座! TOEIC(R)TEST英文法問題集』で5作目になりました。自分の本がシリーズ化されるというのはとても嬉しいことです。それだけ、読者の皆さんに愛されているのですから。
編集担当の小野田さんも本を「自分の子どものように思う」と言ってくださっているし、私もそのように思っています。
ですから、私と小野田さんが作った本には、愛情がいっぱいです。
企業研修の講師をしていた頃、生徒さんたちから、「ホンマにTOEICはしんどい、出るとこだけ教えてほしい」とよくリクエストされました。忙しい生徒さんは、「解法を知りたい」と切望される方が多いです。そこで誕生したのが「短期集中講座」なのです。
どのようなテストにも必ず傾向があります。私の場合は受験したその日に覚えてきた問題を書き出します。そしてそれを元に問題作成します。ですから的を射た問題ができ上がるのです。
どのような人にも必ず長所があります。私の長所は記憶力です。この「記憶力が良いこと」は、忘れた方が気持ちが楽になるだろうことを覚えている、そんな大きな短所となるときもありますが、過去問題が公開されないTOEIC対策本を執筆するには最大の武器なのです。
私は執筆の仕事も講師の仕事も好きです。「仕事が好き」と言うと「変わってるな~」と言われたことが何度もあります。でも実際、バケーションでリゾート地に行ってもすぐに仕事がしたくなります。仕事が好きである私は自分が書いた本も大好きです。
私には英語圏での生活経験がありません。ですから英語は自然と身についたのではありません。英語圏の生活経験がないことに劣等感を感じていたことがありますが、今ではそのことが講師としても著者としても大きな強みになりました。
私にはコツコツ英語の勉強をする人の気持ち、勉強方法がよくわかります。10年間のOL生活もあります。ですからビジネスで忙しい人の気持ちもよくわかります。
ですから、私の著作物はすべてコツコツと学んできた経験に基づいて書いています。「1人でも多くの人に英語を好きになってもらいたい」をいつも心に、これからも役立つ心のこもった本を執筆したいと思います。
そしてあらゆる分野に挑戦し続け、オールマイティな、著者・柴山かつのでありたいと思います。心の美と知性を追求しながら・・・。